転職活動中にやっておけばよかったこと【30代・7年越しに転職した私の後悔談】

転職

転職を終えて半年が経った頃、ふと思いました。

「あのとき、これをやっておけばもっとスムーズだったな」と。

転職活動は終わってみれば「次にやるなら絶対こうする」という反省点が山ほど出てきます。この記事では、私が30代で転職を経験して気づいた「やっておけばよかったこと」を体験談として正直に書いていきます。

転職を考えている方や、将来的に転職するかもしれないと思っている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

→【関連記事】転職を考え始めたら最初にやること【30代・会社員が7年越しに動いた体験談】

この記事でわかること

  • 転職活動を経験した30代会社員が後悔していること
  • 転職前にやっておくべき3つのこと
  • 20代のうちにやっておいた方がいい理由

後悔①:資格を取っておけばよかった

転職活動を始めて最初に困ったのが、「自分のスキルをどう証明するか」という問題でした。

私が携わってきた仕事は資材調達系の業務です。現職では資格がなくても業務に支障はなく、「資格を取ろう」と真剣に考えたことがほとんどありませんでした。

ところが、いざ転職活動を始めて企業の採用担当者と話すと、こんな現実に直面します。

「あなたの実績はわかります。でも、それを客観的に示せる資格はありますか?」

社内での評価や実績は確かにあります。でも、それは外の人間には伝わりにくいものです。「10年以上この業務をやってきました」と言っても、採用担当者から見れば「それで、どの程度のレベルなんですか?」という疑問が残ります。

資格は、その答えを出す一つの手段です。

私の場合、業務上は資格がなくても問題なかった分、「資格を取る動機」が社内にはなかったのです。でも転職市場では話が変わります。履歴書や職務経歴書に書ける客観的なスキルの証明として、資格は思っている以上に機能します。

転職活動と並行して資格の勉強を始めようとしましたが、正直なところ時間的・精神的な余裕がありませんでした。書類を作りながら、面接準備をしながら、勉強まで……という状態は、どれも中途半端になりがちです。

やっておけばよかったこと:現職の業務に関連する資格を、転職を考える前から少しずつ取得しておくこと。

転職の予定がなくても、「外部にアピールできる資格を持っておく」という視点で動いておくと、いざというときに選択肢が広がります。

転職活動に向けて資格取得の勉強をする会社員のイメージ

→【関連記事】転職エージェントを実際に使った本音レビュー【30代・体験談】

後悔②:業務実績を詳しく記録しておけばよかった

転職活動で必ず必要になるのが職務経歴書です。これが、思っている以上に大変でした。

「何をやってきたかは覚えている。でも、どんな課題があって、どう解決したかを具体的に言葉にできない」

これが私の直面した壁です。

転職エージェントから「この業務で、あなたが主体的に解決した課題と、その結果を教えてください」と言われたとき、頭の中には「あのプロジェクト、大変だったな」という記憶はあるのですが、数字・背景・プロセス・成果を整理して言語化するのが難しかったのです。

たとえば、こんな問いに即座に答えられますか?

  • 担当していた調達業務で、コスト削減や納期改善に貢献した具体的なエピソードは?
  • 困難な状況(サプライヤーとのトラブル、急な仕様変更など)をどう乗り越えたか?
  • チームや他部署と連携して解決した課題は何か?

これらを転職活動中にゼロから思い出して言語化しようとすると、かなりの時間と労力がかかります。

やっておけばよかったこと:「どんな課題をどう解決したか」を、業務中にメモや日報として記録しておくこと。

転職活動の準備として業務実績を記録するビジネスパーソンのイメージ

当時の業務を振り返るとき、詳しいメモがあればそれが職務経歴書の材料になります。感覚として「あの案件は大変だった」と覚えていても、面接官が求めるのは「誰が・何を・どうやって・どんな結果を出したか」という具体的なエピソードです。

日々の業務の中で難しかったこと・工夫したことを簡単にメモしておくだけで、転職活動の際に大きな差になります。転職を考えていなくても、今日からでも始められる習慣です。

後悔③:もっと早く「やりたいこと」と向き合えばよかった

これが、3つの後悔の中で一番大きいものです。

私の趣味はライブに行くことです。10代の頃から音楽が好きで、今でも時間とお金をかけて足を運んでいます。そのくらい音楽が好きだったのに、「音楽に関わる仕事をしたい」という気持ちを、ずっと「趣味は趣味」と切り離して考えてきました。

でも転職活動をしながら、ふとこんなことを考えるようになりました。

「音楽に近い分野で働くという選択肢を、なぜ一度も真剣に検討しなかったんだろう」

音楽業界や音楽に関わる企業への転職を本気で調べてみると、現実は厳しいものでした。私の年齢と、積み上げてきた資材調達の経験では、未経験の音楽系職種への転職はほぼ難しい。採用担当者が「即戦力」として見る年齢になっていたからです。もし20代中盤に動いていれば、ポテンシャル採用の枠で可能性があったかもしれません。それが今は、選択肢として現実的ではなくなっていました。

20代のうちにやりたいことと向き合っていれば、違う道があったかもしれない。そう感じた瞬間が、転職活動の中で一番悔しかった部分です。

ただ——今の転職は、完全に後悔だけで終わったわけではありません。転職先を選ぶ際、「音楽に少しでも近い会社」という軸を意識したことで、前職より音楽業界に貢献できるような会社に入ることができました。完全に音楽の仕事ではありませんが、「好きなものに少し近づけた」という感覚は確かにあります。それだけで、転職してよかったと思える部分があります。

ただ、それは「妥協点を見つけた」という話であって、「やりたいことに正面から向き合えた」とは少し違います。

転職でキャリアの方向性に迷うビジネスパーソンのイメージ

もし今「本当はこういう仕事がしたい」という気持ちが少しでもあるなら、それを後回しにするのは慎重に考えた方がいいと思います。同職種・同業界の転職は30代以降でも十分できます。でも、全く別の業種・職種、特に「好きなことに近い分野」への挑戦は、20代中盤までに動く方が選択肢がずっと広い。これは私が身をもって感じたことです。

「いつかやりたいことに挑戦しよう」と思っているなら、その「いつか」は思っている以上に早く来ます。

よくある質問

Q:転職活動はいつから準備を始めるのがベストですか?
A:転職を「考え始めた」タイミングが準備のスタートだと思います。実際に動き出す前から、求人をチェックしたり職務経歴書の下書きをしておくだけで、いざ動き出したときのスタートダッシュが変わります。私の場合、考え始めてから本格的に動くまでに数年かかってしまいましたが、早めに動いた方が選択肢は広かったと感じています。

Q:資格は転職にどのくらい有効ですか?
A:職種によって差がありますが、資格があると「スキルの客観的な証明」として機能します。私の経験では、資格そのものが採否を決めるというより、「準備している人かどうか」の印象に影響すると感じました。持っていて損になることはほとんどありません。

Q:業務実績の記録はどうやってつければいいですか?
A:難しく考えず、週に一度「今週大変だったこと・工夫したこと」を数行メモするだけで十分です。プロジェクト名・背景・自分の関与・結果を記録しておくと、数年後に転職活動をするときに大きな武器になります。

Q:20代後半で別の業種に転職したいと思ったらどうすればいいですか?
A:まずは転職エージェントに相談してみることをおすすめします。エージェントは「今の市場で自分がどう見られているか」を客観的に教えてくれます。求人を見るだけでも市場感がつかめるので、まず情報収集の一歩として使うのが現実的だと思います。

まとめ:転職活動で後悔しないために、今日からできること

  • 資格を取っておく:外部にスキルを証明する手段として、現職中から少しずつ取得しておく
  • 業務実績を記録しておく:課題→取り組み→結果のメモを習慣にするだけで職務経歴書の質が変わる
  • 「やりたいこと」に早めに向き合う:同職種での転職は30代でもできるが、別業種へのチャレンジは20代の方が動きやすい

転職は「いざとなったら動けばいい」と思っていると、選択肢が少ない状態で決断することになりがちです。今すぐ転職するつもりがなくても、「転職できる状態を作っておく」という意識で動いておくと、結果的にキャリアの選択肢が広がります。

まず市場感をつかむために、転職エージェントへの登録だけでも試してみることをおすすめします。登録は無料で、相談だけして使わないという選択もできます。

転職活動の準備を整えて前向きに次のステップへ進むイメージ

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