転職エージェントって、実際のところどうなんだろう。
登録したら営業メールが来るだけじゃないか、担当者に任せっきりで自分に合った求人が来るのか、そもそも無料で本当に使えるのか。
そんな疑問を持ちながら、私も最初はおそるおそる使い始めました。
結果的に、2回の転職活動を通じて年収520万円から700万円まで上げることができました。その経験をもとに、実際に使った4社の感想を正直に書きます。
この記事でわかること
- 転職エージェント4社(リクルートエージェント・doda・マイナビエージェント・ビズリーチ)を実際に使った本音の感想
- 30代・資材購買というニッチ職種で2回の転職活動をした具体的な経緯
- 年収200万円アップのために実際にやったこと(詳細は関連記事で紹介)
- エージェントを使って失敗した体験談と、その対策
- 転職エージェントを選ぶとき最初に登録すべき2〜3社の判断基準
私の転職活動の概要
まず前提として、私の転職活動のスペックを共有しておきます。
- 職種:資材購買(ニッチな職種です)
- 転職回数:1回(2回の活動で1社に転職)
- 1回目の活動期間:約半年
- 2回目の活動期間:約3ヶ月(1回目から約1年後)
- 応募社数:合計30〜40社
- 最終内定数:2社
- 年収変化:520万円 → 700万円(+180万円)
資材購買という職種はかなりニッチで、求人数も限られています。それでも複数のエージェントを併用することで情報を広げることができました。

使った転職エージェント4社と率直な感想
① リクルートエージェント
業界最大手というだけあり、求人数は圧倒的です。ただ、私のような職種がニッチな場合、「数は多いけど合う求人は少ない」という状況になりやすい印象でした。
担当者の対応は可もなく不可もなく。書類添削や面接対策はしっかり対応してもらえました。まず登録しておくべき1社という意味では間違いない選択肢です。
② doda
4社の中で求人数が一番多かったのがdodaです。UIも使いやすく、スカウト機能もあるため、自分では気づかなかった求人に出会えることもありました。担当者とのやり取りもスムーズで、私の中では使い勝手がよかったエージェントです。
③ マイナビエージェント
こちらも大手で安定感があります。リクルートやdodaと求人が重複することも多かったですが、担当者が丁寧に対応してくれた印象があります。若手・第二新卒向けに強いと言われていますが、30代でも普通に使えました。
④ ビズリーチ
他の3社とは性質が異なります。企業やヘッドハンターから直接スカウトが届くサービスで、登録するだけで動きがあるのが特徴です。ただ、担当者(ヘッドハンター)との相性の影響が最も大きかったのもビズリーチでした。
積極的に動いてくれる人もいれば、登録後ほとんど連絡がこないケースもありました。良い担当者に当たればかなり心強い存在になります。
4社の比較まとめ

4社の特徴を私の体験をもとに整理すると、以下のようになります。
| エージェント名 | 求人数 | 担当者の質 | ニッチ職種向き | スカウト機能 |
|---|---|---|---|---|
| リクルートエージェント | ◎ 業界最大 | △ 当たり外れあり | △ | なし |
| doda | ◎ | ○ | ○ | あり |
| マイナビエージェント | ○ | ◎ 丁寧 | △ | なし |
| ビズリーチ | △ | ? 担当者依存 | ○ | ◎ |
私の場合は最終的にdoda経由で内定をもらった企業に転職しました。求人の幅とエージェントとのやり取りのしやすさが決め手でした。
転職エージェントを使って感じた、正直なメリット・デメリット
メリット
一番大きかったのは、すべて無料で使えるという点です。書類添削・面接対策・企業との交渉まで、求職者側のコストはゼロです。
また、複数社を併用することで情報の精度が上がります。あるエージェントが「この会社は〇〇」と言っていたことを別のエージェントに確認する、ということができました。業界の内部事情や給与水準の相場感など、自分では調べにくい情報を多角的に集められたのは大きなメリットでした。
デメリット
正直に言うと、担当者の質にかなり差があります。熱心に動いてくれる人もいれば、こちらから連絡しないと何もしてくれない人もいました。
エージェント側にも当然ながら「早く決めさせたい」という事情があるので、自分に合わない求人を勧めてくることもあります。エージェントに頼り切るのではなく、「情報収集ツールのひとつ」として使う意識が大切だと感じました。
年収200万円アップについて
タイトルに「年収200万円アップ」と書いたので、ここで少し触れておきます。
結論として、年収を大きく上げるためには「複数のエージェントで相場感を把握し、複数の内定をもとにエージェント経由で交渉する」という流れが最も効果的でした。自分で直接交渉するのではなく、エージェントに数字を明示して任せることがポイントです。
具体的な交渉の流れ・実際に使ったセリフ・1回目の失敗談については、別記事で詳しく書いています。
📝 【関連記事】転職の年収交渉で失敗しない方法|実際に200万円上げた3つの交渉術(※公開後にリンクが有効になります)
転職エージェントを使って失敗したと思ったこと

良いことばかり書いても信憑性がないので、失敗したと思ったことも正直に書いておきます。
失敗①:最初のエージェントに流された
1回目の転職活動では、リクルートエージェントの担当者に「この求人は今月中に動かないと締め切られます」と言われ、あまり検討しないまま応募してしまいました。後でわかったことですが、転職エージェントには「早く決めさせたい」インセンティブがあります。
自分でしっかり判断する意識を持てなかったことを後悔しています。エージェントは味方ですが、100%の利害一致はないという前提で使うべきでした。
失敗②:ビズリーチのヘッドハンター選びを間違えた
ビズリーチでは、自分でヘッドハンターを選んで連絡を取る必要があります。最初は何人かと話しましたが、自分のキャリアにまったく関係ない求人を送ってくる人が多く、時間を無駄にしました。
ビズリーチは使い方を理解した上で使わないと、ただの迷惑メールサービスになりかねません。最初からヘッドハンターのプロフィールをしっかり確認し、自分の職種を扱っている人を選ぶことが重要です。
この2つの失敗から学んだのは、「エージェントを使いながら、自分で主体的に動く」ということです。受け身になってはいけません。
よくある質問(Q&A)
Q:転職エージェントは何社登録すればいい?
A:2〜3社が理想です。多すぎると管理が大変になりますが、1社だけでは情報が偏ります。総合型(リクルートエージェントまたはdoda)と特化型(ビズリーチなど)の組み合わせが一般的です。
Q:転職エージェントは本当に無料で使えるの?
A:求職者は完全無料です。エージェントの報酬は企業側から支払われます(転職が成立した際の紹介手数料)。書類添削・面接対策・条件交渉まですべて無料で受けられます。
Q:エージェントへの断り方が気まずいのですが?
A:最初はそう思っていましたが、連絡一本入れれば普通に対応してもらえます。「他社で内定が決まりました」とメールするだけで問題ありません。無理に引き止められることもほぼありませんでした。
Q:30代でも転職エージェントは有効ですか?
A:有効です。むしろ30代は「即戦力採用」の需要が高いため、エージェントを使うメリットが大きい世代です。私自身30代の転職で年収を大幅に上げられました。スキルや経験があるほど、エージェントが企業に売り込みやすくなります。
まとめ:転職エージェントは使わないと損

転職活動は情報戦です。エージェントを使うことで、「相場感の把握」「非公開求人へのアクセス」「交渉の代行」という3つの武器が手に入ります。
私が実際に使った4社をまとめると以下のとおりです。
- リクルートエージェント:まず登録すべき最大手。求人数が圧倒的
- doda:求人数・使い勝手ともにバランスがいい。私が内定をもらったエージェント
- マイナビエージェント:担当者が丁寧。安定感あり
- ビズリーチ:スカウト型。担当者との相性次第で化ける
転職を考えているなら、まず登録だけでもしてみることをおすすめします。登録は無料ですし、求人を眺めるだけでも「今の市場感」を把握できます。それだけでも、今後のキャリアを考えるうえで十分な価値があります。
最初に登録するなら リクルートエージェント(求人数No.1)と doda(使い勝手・バランスが優秀)の2社がおすすめです。どちらも無料で始められます。
