転職活動が終わりに近づいてきたとき、私には一つ気になっていることがありました。
お世話になった転職エージェントに「もう利用を終わりにしたい」と伝えること。
内定をくれたのは別のエージェント経由だったので、そちら以外の数社には断りを入れる必要がありました。でも、いざ連絡しようとすると、なんとなく気が重い。
「引き止められたらどうしよう」「担当者に悪いな」「怒られたりしないかな」
そんな気持ちで、連絡するのをしばらく先延ばしにしていました。
結論から言うと、断ること自体はメールで十分でしたし、最終的にはすんなり終わりました。ただ、引き止められる場面もあったので、その実体験を正直に書いておきます。
この記事でわかること
- 転職エージェントを断るときの正しいタイミングと伝え方
- 実際に使ったメールの文章(そのまま使える例文つき)
- 引き止められたときの対処法と、私が実際にどう返したか
- 断った後にエージェントとの関係はどうなったか
- 「気まずい」「怒られそう」という不安を解消するための考え方
転職エージェントを断るタイミングはいつが正解?
まず「いつ断るか」について整理します。断るべきタイミングは大きく2つあります。
ひとつ目は、転職活動を一時中断・終了するとき。他社で内定が決まった、やはり転職を見送ることにした、といった場合です。活動を続けない意思が固まった時点で、早めに連絡するのがお互いにとって親切です。エージェント側も、連絡のない求職者に時間を使い続けることになるためです。
ふたつ目は、担当者や求人の質が合わないと感じたとき。「この担当者とは合わない」「紹介される求人が希望とずれている」と感じた場合も、早めに終了の意思を伝えた方がお互いの時間を無駄にせずに済みます。
私の場合は「他社エージェント経由で内定が決まった」という理由での終了でした。このケースは一番伝えやすい理由でもあり、エージェント側も受け入れやすい状況です。
断り方はメール・電話・退会のどれがいい?
断り方の手段として主に3つあります。
① メールで断る
最もスタンダードで、私もこの方法を選びました。記録が残る、自分のペースで文章を考えられる、相手もすぐに返信しなくていい、という意味でお互いにとって負担が少ない方法です。
② 電話で断る
担当者と良好な関係を築いていた場合、電話の方が誠意が伝わる面もあります。ただし、即興でのやり取りになるため、引き止められたときに言葉に詰まるリスクがあります。
③ マイページから退会手続きをする
エージェントによってはマイページ上で退会・利用停止の手続きができます。ただし、担当者に一言も連絡なしに退会するのは印象が良くないため、利用期間が短い場合や担当者とほぼやり取りがなかった場合に限った方が無難です。
私はすべてメールで対応しました。電話で引き止められると対応が難しくなりそうだと感じたのと、文章の方が自分の意思をきちんと伝えやすいと思ったためです。
実際に使ったメールの文章(例文)
断りメールで大切なのは、短く・明確に・理由を一言添えることです。長々と書く必要はありません。以下が私が実際に使った文章に近い構成です。

件名:転職活動終了のご連絡/(自分の名前)
○○様
お世話になっております。(自分の名前)です。
この度、他社の選考を通じて内定をいただき、転職活動を終了することになりました。
つきましては、誠に恐れ入りますが、エージェントのご利用を終了させていただきたく、ご連絡いたしました。
活動期間中は丁寧にサポートしていただき、ありがとうございました。
お手数をおかけしますが、退会手続きをお願いできますでしょうか。
(自分の名前)
ポイントは3つです。
理由を一言添える:「他社で内定が決まった」という事実を伝えるだけで十分です。詳細を説明する必要はありません。
感謝を入れる:お世話になった担当者へ一言お礼を入れると印象が良くなります。形式的でも入れておく方が無難です。
退会手続きの依頼を入れる:「退会手続きをお願いしたい」と明記しておくことで、手続きをスムーズに進めてもらえます。
引き止められたときの対処法

正直に書くと、複数社に断りを入れた中で、一社は引き止めにあいました。
まず私がメールを送ると、担当者から電話がかかってきました。「他社での内定とのことですが、せっかくなので一度お話しできますか」という内容でした。
電話には出て話を聞きましたが、「もう意思は固まっています」とだけ伝えました。担当者はいくつか質問してきましたが、曖昧な返答はせず「ありがとうございました、お世話になりました」と話を締めるようにしました。
引き止められたときに大切なのは、「意思が固まっている」という姿勢を崩さないことです。相手も仕事なので交渉してきますが、こちらがぐらつくと話が長引きます。理由をあれこれ説明する必要はなく、「決まりました、ありがとうございました」の一点で通すのが結果的に一番早く終わります。
最終的には「わかりました、今後のご活躍をお祈りしています」という言葉で終わり、その後の連絡もありませんでした。
断った後の関係はどうなったか
断った後に「気まずくなるのでは」と心配していましたが、結果としては特に問題はありませんでした。
ただ、連絡した直後はやはり少し気になりました。「あの電話、感じが悪かったかな」「なんか険悪な雰囲気で終わった気がする」という感覚は正直ありました。
ただ、その後メールでも電話でも追加の連絡が来ることはなく、退会手続きも問題なく完了しました。転職エージェントはビジネスです。断られることは日常的に起きていることなので、一人の求職者が断ったからといって、何か大きな問題になることはないと、今は思っています。
断るときによくある不安と、実際のところ
「断ったら怒られるのでは?」
私の経験では怒られることはありませんでした。引き止めはありましたが、最終的には穏やかに終わりました。感情的になるエージェントは、そもそもあまりいないと思います。
「お断りメールを送るのは失礼?」
むしろ連絡なしに音信不通になる方が失礼です。メールで一言送るだけで十分誠意は伝わります。
「退会したら個人情報はどうなる?」
退会時に個人情報の削除を希望する旨を記載しておくと安心です。各社のプライバシーポリシーを確認した上で、必要であれば削除依頼を添えてみてください。
「また利用したくなったらどうする?」
再登録は基本的に可能です。断り方が丁寧であれば、再度利用する際も問題になることはほぼありません。

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まとめ:転職エージェントの断り方は「メール+一言理由」でOK
- タイミング:意思が固まったらなるべく早めに連絡する
- 方法:メールが最もスタンダードで双方の負担が少ない
- 内容:理由を一言+感謝+退会依頼の3点だけで十分
- 引き止められたら:「意思は固まっています」と穏やかに繰り返す
- 断った後:特に大きな問題は起きない
断ることへの心理的なハードルは、実際にやってみると思ったより低いです。私自身、連絡する前は少し不安でしたが、メールを送ってしまえばあとは相手に委ねるだけでした。
転職活動はエネルギーを使います。不要なストレスをためないためにも、使わないエージェントへの連絡は早めに済ませておくのがおすすめです。
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